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第一幕 音劇版「儚い光 ~きずな~」

 

ある夜、夏目が寝苦しくて目を覚ますと、そこにニャンコ先生の姿がない。酒でも飲みにいったのかと再び布団に入ろうとするが、ある一つの事が気になって眠れない。今夜は静かすぎる・・・。「妖」が見える。そのために孤独を味わってきた夏目だが、同時に「妖」が見えなくなって苦しむ人の姿も見てきた。もし、ニャンコ先生が「いない」のではなく「みえない」のだとしたら・・・? 先生を探しに行く夏目の脳裏をよぎるのは、過去の記憶。沼の側で出会った「ホタル」と名乗る妖の物語・・・。お互いを想い合った人と妖。しかしある日を境に、人は妖を見る目を失った。妖を求めて彷徨う人と、自分はここにいるのだと訴え続ける妖の物語。シリーズ人気エピソード「儚い光」をベースに、夏目と人、そして妖達との絆を語る。

 

第二幕 「偽り神」

 

サウンドシアター作品において原作・脚本・演出を手掛ける藤沢文翁によるオリジナル書き下ろしエピソード。
 
骨董品屋で夏目が出会ったのは、付喪神(つくもがみ)が宿った怪しげな掛け軸。そのままにはしておけないと掛け軸を引き取る夏目と、「余計なことに首を突っ込むな」とご立腹のニャンコ先生。しかし、掛け軸の中に宿っていたのは心優しい付喪神だった。人の思いと、その思いが作り出した「偽物の付喪神」が織り成す心温まる物語。

▼ 夏目友人帳とは

緑川ゆき氏による人気漫画(白泉社・月刊『LaLa』連載中)を原作としたアニメ作品。2008年7月よりテレビ東京系列にて通算四期に渡り放送され、幅広い層から支持を受けている。妖怪が見える少年・夏目貴志は、祖母・レイコの遺品である妖怪たちとの契約書『友人帳』を手にした事をきっかけに妖怪たちから狙われる事になるが、自称用心棒となった妖怪「ニャンコ先生」と出会い、妖怪たちに名を返す日々を送るようになる。彼らを取り巻く友人たち、妖怪たちとの心の交流を描く、妖しく切なく懐かしい感涙のあやかし譚。

▼ SOUND THEATRE (サウンドシアター)とは

従来の朗読劇にはない言葉の上だけで成立する「掛け合い」を行い、物語と連動する「香り」の使用や、音楽劇、ミュージカル、オペラなどの特徴的な音楽用法など、五感を刺激する演出を取り入れた新感覚の音楽朗読劇です。「SOUND THEATRE × 夏目友人帳」では、神谷浩史や井上和彦をはじめとしたTVアニメのキャストが出演し、作品の雰囲気はそのままにサウンドシアター独特の演出要素が加わった、新たな「夏目友人帳」の世界観が繰り広げられます。